ハンドメイドアクセサリーを趣味で作っていたけれど、沢山あるので売ってみたい。
ハンドメイドアクセサリーは、世界に一つだけしかない素敵なアクセサリーです。
そんなアクセサリーを沢山作りすぎてしまった……ネットで販売できないかな? とお考えの方向けに、販売の流れと売り方について解説します。
- ハンドメイドアクセサリーを販売する時の流れ
- 作品を売れやすくする方法
- 顧客対応のやり方
- トレンドの見つけ方
ハンドメイドアクセサリーのネット販売は、自宅にいながら手軽に始められる販売方法の一つです。
せっかく販売を始めたのに挫折する事がないよう、キチンと解説していきますので、是非参考にしてくださいね!
目次
- アクセサリーを作るための工具を準備する
- パーツや材料を準備する
- ブランドコンセプトを設定する
- コンセプトを元にデザインを考える
- ネットショップ開設
- 作品の写真を撮影する
- ネットショップに掲載する作品名を決める
- 作品の説明文を考える【重要】
- カテゴリーや発送方法などを決める
- 集客方法と売上向上のコツ
- ハンドメイド集客に効果的なSNS活用術
- ネット販売時の注文から発送、顧客対応までのステップと在庫管理
- 委託販売で効率的にPRしよう
- トレンドの見つけ方
- 金属アレルギーについて知っておこう
- オリジナルデザインの展開方法
- ハンドメイドアクセサリーのネット販売におけるコミュニケーションとは
- ネット販売は、自分の作品を届けられる素敵な手段の一つです
ハンドメイドアクセサリーを作る際には道具と材料が必要です。
ネットショップや、パーツショップの実店舗で販売されています。
しかし、沢山ありすぎて何を使ったらわからず挫折する方もいます。
ここではハンドメイドアクセサリーを作る際に必要な工具やパーツについて解説します。
趣味でハンドメイドをされていた方が、販売を始める場合には、手持ちの工具やパーツを使用してかまいません。
【ニッパー】
ニッパーはピンパーツやワイヤーパーツをカットする工具です。
ワイヤーの太さが#20(0.8mm)程度までなら、片手サイズの小さなニッパーで大抵切断できます。
太いワイヤーをカットするには、もっと大きなペンチが必要です。
【平やっとこ】
平やっとこはパーツを繋げる際の、丸カンなどの開閉に使う工具です。
細かい作業をしたい場合は、できるだけ先の細いものを選んでください。
ものを掴む「くわえ部」がギザギザになっているラジオペンチなどは、パーツに傷が入ってしまいます。
くわえ部は、凸凹がなくつるんとしているものを選びましょう。
【丸やっとこ】
丸ヤットコは先端が丸くなっている工具です。
ワイヤー等を丸くするのに使います。
丸い部分が細ければ細いほど細かい作業に向いています。
これらの道具の一部は100円ショップなどで簡単に揃えられます。
ただし、平やっとこだけは、100円ショップのものはギザギザがあったり、先端が太すぎたりしているものが多いので、アクセサリーパーツのショップなどで買うのがおすすめです。
ちなみに、丸やっとこも100円ショップのものだと先端が太めとのことです。
先端が太めなのは、パーツを掴むのには楽ですが、細かい作業をするのには向いていません。
本格的に始めるならパーツショップの丸やっとこを購入するのがおすすめです。
パーツショップに行くと、多くのパーツが販売されており、目移りしてしまいます。
しかし、初めてハンドメイドアクセサリーを作る際には、変わったパーツよりも、よく見かけるパーツから揃えていくのが無難です。
ハンドメイドアクセサリーの本でも、天然石ビーズや、パールビーズなどを使用したアクセサリーの作り方がよく紹介されています。
本を見て必要な材料だけを揃えると、一番費用がかかりません。
本のとおりに作る時は、その作品が著作権に反していないかを確認してから販売する必要があります。
天然石ビーズは多くの種類が販売されており、価格もお手頃です。
- 良いデザインが出来上がった際には、本物の天然石を使って、作品の完成度を上げることが出来る。
- 様々なカラー展開があるので、一つのデザインが出来ると、他の色味で雰囲気の違う作品を作ることができる。
- 天然石の中にはパワーストーンと言われるものもあり、パワーストーンの効果を期待して購入される方への訴求につながる。
作品を販売しようとする際に、色の展開があるとお客様の目にもとまりやすくなります。
見てもらう機会が増えると、販売の確率があがります。
パールビーズは形や色味が豊富です。
形状はラウンド型、ドロップ型などがあり、バロックパールと言われる、形がいびつなパールビーズもあります。
色はホワイトをはじめ、ピンクやブルーなど多彩なので、様々なデザインに仕上がります。
- 値段が安価で購入しやすいので、作品コストがかからず初めて売る際に「安い」を提供でき、販売成果が出やすい。
- 出来上がりが上品できれいめなので、年齢や場面を選ばず購入層の幅が広がる。
- 形とバリエーションが豊富なので、ラインナップを増やすことができ、ネット販売の際に露出しやすくなる。
ハンドメイドアクセサリーをネット販売する際には、ショップコンセプトがあると、来てくれたお客様が他の作品を見てくれます。
全体で一貫したコンセプトがあれば、そのコンセプトを好んでいるお客様がショップの雰囲気に共感し、より多くの作品に興味を持ってくれます。
- 自分の価値観や好みを明確化する
- ターゲット層のニーズを把握する
- コンセプトを簡単なキャッチコピーにしてみる
自分自身の内面を見つめ直し、大切にしている価値観や好みを言語化します。
それがブランドコンセプトの基盤になります。
わたしはノートの見開き1ページに沢山のイメージを書いて、まとめていきました。
自分の作品を届けたいターゲット層のニーズを分析します。
SNSや雑誌などで情報を収集するのがおすすめです。
例えば「ナチュラル素材にこだわった小さめのピアス」などです。
キャッチコピーにすると、自分の中でもイメージがはっきりしてきます。
コンセプトにあわせて、デザインを考えていきます。
初心者の方は自分で考えるよりも、先人の知識をお借りする方が整ったデザインになります。
自分で作っていて、デザイン感覚が身についている方は、感性で作ってしまいましょう。
そのほうが、オリジナリティにあふれた作品が出来上がります。
デザインについては、こちらで詳しく説明しています。
→【デザインが思いつかない!】ハンドメイドアクセサリーのデザインの考え方
代表的なネットショップサイトには「base」「stores」などがあり、簡単に個人向けのネットショップを開設できます。
ハンドメイドアクセサリーに特化した代表的なECサイトは「minne」「Creema」などです。
販売手数料は作品価格の10~20%程度。作品の写真を載せて販売ページを作成するだけで、全国の顧客にアピールできます。
ネットショップとECサイトの違いは、集客方法が異なってくることです。
【ネットショップ】
サイトの作成者がSNSなどで宣伝しなければ、お客様の目にとまらない。
【ハンドメイドに特化したECサイト】
ハンドメイド好きがサイトに集まっているので、新作などを掲載するとお客様の目にとまることがある。
ただし、出品者が全員がライバルなので、写真や説明文の準備をしっかりとする必要がある。
販売サイトについては、こちらで詳しく説明しています。
→【ハンドメイド初心者におすすめ!】ハンドメイド販売サイト5選!
サイトごとに登録方法が違いますが、登録が完了すると自分のショップが生成されますので、作品写真と説明文を掲載するだけで、ショップが完成します。
ネット販売では実物を手に取って見ることが出来ないので、作品の魅力をしっかり伝える写真が必要不可欠です。
少しでも良い作品写真が撮れれば、購入への興味が増します。
時間をかけてこだわりの1枚を撮影しましょう。
【自然光が入る場所で撮影する】
太陽光や電球の影響を避けるため、部屋の明かりは消して撮影します。
アクセサリーに薄い影ができる程度の写真がおすすめです。
【背景は無地の白や黒がおすすめ】
色がありすぎると、作品の印象が薄れてしまいます。
小物を置くときも、主役はあくまでアクセサリーであることを意識しましょう。
商品名のポイントは、「樹脂ピアス、プチプラアクセサリー」などキーワードを含める事です。
素材や特徴を簡潔に表現すると、その特徴を検索しているお客様に見てもらえる可能性が高くなります。
説明文は、ハンドメイドアクセサリーの価値を伝えるのに重要な役割を果たします。
ターゲットとしている年齢層や性別の方に合わせて、キャッチーな言い回しと、作品についての詳細などを文章にしましょう。
ハンドメイドアクセサリーには、機械で量産された商品にはない魅力や価値がたくさん詰まっています。
それらを上手く伝えられないと、お客様に十分に理解していただけない可能性があります。
なので、しっかりとした価値提供と、わかりやすい説明をすることがとても重要になります。
使用している素材の特徴や由来、制作過程の工夫、込めた想いなどを文章にすると良いでしょう。
一つひとつの作品には、制作者の想いと技術、そして物語が詰まっています。
それらを上手に伝えることで、お客様の心に響き、作品の魅力をさらに引き立ててくれるはずです。
近頃では、ショップサイトに特徴を羅列するとAIが文章を作成してくれるようなサービスもあるので、上手に活用しましょう。
ハンドメイド作品を販売する際、適切な金額設定は非常に重要です。
金額が高すぎると売れ残り、安すぎると価値が伝わりません。
・材料費+制作時間を考慮する。
・同種の作品を参考にする。
・少し割安感のある設定が無難。
価格設定では、原価を計算することが大切です。
材料費、制作に費やした時間、什器や営業経費なども含めて、じっくりと原価計算をする必要があります。
この時大切なのは、材料費だけではなく、制作時間の費用も計算することです。
制作時間が一時間なら、時給1000円の計算で、価格は材料費に1000円プラスします。
サイトのほとんどに、カテゴリーや発送方法の選択肢が簡単に選べる機能がついています。
発送方法は郵便発送や、宅急便など様々な種類があります。
適切に選ばなければ、紛失や破損、指定日未着などのトラブルになってしまうので、基本的な知識を把握しておきましょう。
- 定形外郵便
- クリックポスト
- ネコポス
サイズによって、規格内と規格外があり、金額が違います。
郵便物として配達されるので、着日指定や追跡が出来ません。
サイズは横25cm、縦34cm、厚さ3cm、重さ1kg以内のものが「規格内」、それ以上の郵便物のうち、縦60cm以内、縦横厚さの合計が90cm以内です。
重さは4㎏以内のものが「規格外」です。
価格表はこちらを参考にしてください。
クリックポストは長辺34cm以下、短辺25cm以下、厚さ3cm以下、重量1kg以下という制限があります。
送料は185円で、ポスト投函ができます。
定形外郵便と違うところは、追跡が可能なところです。
クリックポストはYahoo! JAPAN ID、Amazonアカウントで使用可能です。
クリックポストサイトはこちら
ネコポスは、ヤマト運輸のサービスです。
ヤマト運輸と連携しているサービス内で利用できますが、個人の方は基本的には利用できません。
大きさや重量に制限があります。
- 大きさ(上限):縦31.2㎝以内・横22.8㎝以内
- 厚さ:2.5cm以内※
- 重さ:1Kg以内
配送料も、出品したサイトによって金額が違いますので、それぞれのサイトで確認ましょう。
どんなに良い作品を作ったところで、見つけてもらわなければ購入に至りません。
ショップを立ち上げたけれども、誰にも見られていなかった、と言う話はとてもよく聞きます。
これだけ多くのハンドメイドアクセサリーが販売されている中で、いかに多くの方に作品を見てもらうかは、売上を作るためにもとても重要です。
販売サイトの中には、閲覧数をデータとして見ることができるサイトもあります。
見て貰えていないと感じた場合は、対策をたてる必要があります。
ここでいうSNSというのは、InstagramやX(旧Twitter)などを指します。
出来上がった作品を投稿したり、関連ハッシュタグを付けて投稿します。
投稿することで、ハンドメイドアクセサリーに興味のある方に見てもらうことが出来ます。
作業風景や、作品に関係する事柄なども人柄を知ってもらうのに有益な投稿です。
↓インスタ集客についてはこちらの動画が参考になります。
ネットショップを開設した際に、ハンドメイドのオンラインショップにも作品を掲載するのもお勧めです。
ハンドメイドのオンラインショップで有名なのは、minnneとCreemaです。
ハンドメイド好きが集まっているので、作品を知ってもらう近道になるでしょう。
自己紹介の際に自分のSNSサイトの紹介もできるので、SNSへの流入も期待できます。
フリーマーケットやハンドメイドマルシェなどに出店して作品を知ってもらう方法もあります。
最近では、数店舗のみの小規模なものから、数百店舗の出店がある大規模なものまで、多くのマーケットが各地で開催されています。
半製品を準備しておき、その場でお客さんに組み合わせを決めてもらい制作する、など、対面のマーケットならではの集客も望めます。
ただし、マーケットは出店料がかかり、作品を沢山準備する必要があります。
時間と予算に余裕がある方は挑戦してみても良いでしょう。
作家といえば、作品を作る人というイメージがありますが、1人で販売をする際には、販売時の対応や在庫管理もこなさなければなりません。
怠ると、商品の行き違いや発送ミスなどのトラブルを招く恐れがあります。
特に初心者の方は、販売管理という感覚があまりないので、意識を持っておく必要があります。
- 受注対応
- 作品準備
- 梱包
- 配送手続き
- 発送完了通知
- アフターフォロー
お客様から注文が入ったら、なるべく早く受付メールを送信します。
自分が商品を購入した時を想像してください。ネットで買い物をしたのに、何の連絡もないまま放置されると不安になると思います。
「数ある作品から選んでいただきありがとうございます」といったようなお礼や、いつごろ発送が出来そうか、などを連絡しましょう。
注文内容に疑問点があれば、こちらから問い合わせをするようにしましょう。
お客様から寄せられたリクエストがあれば、それに沿って細かく調整しながら製作を進めています。
作り置きの作品がある場合は、梱包と発送を始めましょう。
作品を台紙などに付け、破損のないよう梱包し、発送用の箱に入れます。
サイトや作品によって、発送方法は様々です。
作品に合った発送方法を選択し、サイトの指示に従って発送します。
発送方法は、ハンドメイドアクセサリーだと、クリックポストやネコポスなどを使うことが多いです。
発送が完了したら、お客様へ発送完了の連絡をしましょう。
連絡をしないとお客様が心配してしまいますし、サイトから発送の連絡をしてくださいと催促されることもあります。
追跡可能な発送方法を利用した場合は、追跡番号も合わせてお知らせしましょう。
発送後は、商品が到着するのを待ちます。
到着後連絡をしてくれるお客様もいますが、受け取りのみの方もいます。
暫く待っても連絡がない場合は、追跡できるなら追跡番号で到着を確認しましょう。
ハンドメイドアクセサリーを趣味で販売する方には、あまり必要はないかもしれませんが、ビジネスとして販売をする場合には、在庫管理は利益をあげるために重要です。
人気のある作品は多めに用意し、デッドストックになりそうな作品は少な目に製作するなど、アイテムごとにメリハリをつけましょう。
何も考えずに好きなものを好きなだけ作ってしまうと、需要が無い時に大打撃を受けてしまいます。
在庫管理アプリやツールを活用し、効率的に在庫状況を把握しましょう。
在庫管理についてはスマホアプリだと、ザッカノカンリというアプリがあります。
パーツの情報などが管理できて、完成品の原価などの計算にも役立ちます。
委託販売は自分の作品を知ってもらえるチャンスが広がります。
ハンドメイドマルシェや、ハンドメイド作品のネットショップなど、最近は多くの委託販売先があります。
ハンドメイドマルシェでは、実物を手に取って見てもらえます。
SNSなどでは味わえない”ハンドメイドの温もり”をアピールできるでしょう。
実店舗のハンドメイドショップへの委託販売だと、ショップカードなどで自分のサイトをアピールできます。
委託販売を行う際は、委託先の営業日や販促の仕方などを、事前に確認しておくことが大切です。
個人的にはレンタルボックスが参入しやすかったです。
費用はかかりますが、集客の多い店舗だとネット販売よりも早く販売につながることがあります。
委託販売先はネットで検索したり、Instagramでハッシュタグ検索すると、沢山ヒットします。
美味い話に飛びつくのはNGです。よく吟味して決めましょう。
委託販売に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
→【ハンドメイドアクセサリーの販売委託方法や手数料】現役ハンドメイド作家がわかりやすく解説
ハンドメイド作品を販売する上で欠かせないのがトレンド把握です。
時流に合った作品をリリースできれば、売上げアップにつながるでしょう。
手っ取り早くトレンドを知るには、SNSを活用するのが一番です。
InstagramやTikTokなどでハンドメイド関連のハッシュタグを検索し、いいねの多い投稿を分析しましょう。
デザインや使用した素材、テクニックなどからトレンドを読み解けます。
発信者のプロフィールからターゲット層も把握できるでしょう。
注目の投稿には積極的にコメントを残し、リアルな反応を肌で感じることも大切です。
定評があるハンドメイド関連サイトのレビューやQ&A、商品検索ワードを調べるのも有効な手段です。
そこからターゲット層のニーズや関心を探ることができます。
例えば「猫グッズ」で検索し、関連する質問からニーズを発見します。
そこから個性的な「猫グッズ」を思いつけば、そのジャンルで一気に人気が出るかもしれません。
これは一例なので、「今、猫グッズがトレンド」というわけではありません。
オンラインだけでなく、実店舗での棚卸もトレンド探しに役立ちます。
百貨店や雑貨店に足を運び、売れ筋アイテムを直に確かめましょう。
品揃えをざっと見ると、人気のデザインやカラー、価格帯などがわかり、トレンドを肌で感じ取ることができるでしょう。
気になる商品があれば、勇気を出して質問をするのも良いです。
店員さんから貴重な情報を得られるかもしれません。
金属アレルギーは、金属に対して過敏症状が出る体質のことです。
ジュエリーやアクセサリーを身に付けると、かぶれや湿疹ができてしまう方も多くいらっしゃいます。
ステンレス・チタン などは比較的アレルギーがおこりづらい金属と言われています。
ステンレスにも、医療用から301ステンレスといわれるようなものまで沢山あります。
金具を購入する際には、そういった素材について確認し、アレルギー対応かどうかをしっかり確認しましょう。
金具の素材を気にされる方も増えてきているので、金属アレルギー対応だとお客様は安心して購入してくれるでしょう。
作品数が多いと、お客様に選ぶ楽しみが生まれます。
でも最初から沢山のデザインを考え出すのは大変です。
そこで最初のひとつのデザインから、アレンジを重ねて幅を広げていくのはどうでしょうか。
最初に作ったデザインをベースに、以下のようなアレンジをしてみましょう。
例えば、シンプルな白からスタート。
次は上品なグレー、さらにポップなピンクといった具合です。
木・布・ビーズなど素材も組み合わせてみると面白い作品になります。
サイズを変えたり、大きさを変えるだけでも、用途やイメージがガラリと変わります。
小さめのピアス、中ぐらいのブローチ、大ぶりのネックレスと作ってみるなど。
大人っぽかったり、キュートだったりするので、お客様も飽きずに見てくれるでしょう。
このように、色・素材・サイズ・組み合わせを変えるだけでデザインの幅は格段に広がります。
個性的でありながらシリーズ化できる作品群を作っていきましょう。
ネットショップは、店頭販売よりも相手の顔が見えづらく、コミュニケーションがとりづらいと感じます。
解決方法として、SNSなどで、作品の投稿に加えて制作過程の様子なども発信するなどがおすすめです。
制作過程の発信は、作品に込めた思いを伝えられるだけでなく、ファンとのコミュニケーションの糸口にもなります。
コメントへの返信はもちろん、質問の投げかけなども大切なポイントです。
オンラインショップでは、作品の説明文やタイトルに工夫を凝らしましょう。
素材の特徴や制作の様子など、作品にまつわるストーリーを盛り込むと伝わりやすくなります。
可能なら動画を添付するのもお勧めです。
ハンドメイドアクセサリーのネット販売は、心を込めて作った作品を多くの方に届けられる方法です。
最初は分からないことだらけで戸惑うかもしれません。
しかし、流れを把握すれば、自分の作品でお客様を笑顔にできます。
もしもネットショップを出すのが難しいと感じる場合は、フリマサイトなど、気軽に出品できる場所で販売を始めても構いません。
まずは勇気を出して、最初の一歩を踏み出してみましょう。